イチロー引退 大親友の武豊と野球対決をしていた
イチロー選手が、3月21日、東京ドームでの試合後、引退を表明されたそうですね。
前日のニュースでは、自分の背番号51までの年齢までは、現役を続けたいと
過去に語っていたそうですから、驚くばかりです。
引退ニュース後、さっそく毎日新聞を見ていたら、非常に興味深いインタビュー記事がありましたので、以下に引用させいただきます。
生きざまでというのはよくわからないが、
生き方と考えるなら、人よりも頑張ることはとてもできない。
あくまでもはかりは自分の中にある。
自分なりにはかりを使いながら、限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。
そうすると、いつの日かこんな自分になっているんだという状態になって。
少しずつの積み重ねは、それでしか自分を超えていけないと思う。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。
進むだけではないですね。
後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。
でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。
それは正解とは限らない。間違ったことを続けてしまうこともあるが、そうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない。そんな気がしている。
自分なりに重ねてきたことが、今日のゲーム後のファンの方の気持ちを見たときに、ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。
そうだとしたらうれしいし、そうでなくてもあれはうれしい。
修行僧のような言葉で、一言一言が深いですね。
さて、そんなイチロー選手、同じ天才と呼ばれる、騎手・武豊さんとは大親友だそうで、
今も年に一回は飲みに行く仲だそうです。
ラジオの番組が縁で仲良くなった二人。
2015年には、なんと野球で対決したことがあったそうです。
なんと、すごいテレビみたいな取り合わせ。
硬球を打つのは初めてだったという武さんは、「(イチローが)まあまあ本気で投げてきた」といいます。
結果、バットの芯に当たらず、手を内出血してしまったそうです。
じつはこの続きがあります。
痛みはあったそうですが、直後のG1
(競馬の中でも、グレードがいろいろあって、G1は最高峰のレース)
フェブラリーステークスで騎乗し、
見事優勝を飾ったそう。さすが天才ですね。
一番ホッとしたのは、イチローさんかもしれませんね。
【中古】 しなやかな天才たち イチロー・武豊・羽生善治 /万代勉(著者),鈴木学(著者),大矢順正(著者) 【中古】afb 価格:348円 |