雑誌型の自分史 IRODORI出版 ひとり編集部 at大阪

なんと10万円台! 大阪を中心に、【話して作る自分史】を制作するIRODORI出版を起業しました(関西限定。他の地域もお見積り致します)

「LGBTQ」のQとは?

 最近、新聞を読んでいると、

 「LGBTQ」という言葉が、よく出てくるようになりました。



 わたしは、「ああ、やっぱりだんだんQも入れるようになってきたんだなあ」

 と喜んでいます。



 「LGBT」は、かなり浸透してきましたよね。



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 性の多様性を表す言葉で、



 Lはレズビアン(女性同性愛者)

 Gはゲイ(男性同性愛者)

 Bはバイセクシュアル(両性愛者 カズレイザーさんがご自身で、公表されていますね)

 Tはトランスジェンダー(心と身体の性が一致していない方。諸説あるようです)


 です。


 (もし、認識が間違っていたら、すいません)


 
 では、「Q」とは、何に当たるのか。




 私が、この「Q」という言葉と出会ったのは、

 とある大阪府の府立高校で

「高校生居場所カフェ」のスタッフをしていた時でした。



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 (この高校生居場所カフェについては、またいずれ、

  書かせてもらいたいと思います。)



 ある日、保健室の前を通ると、掲示板に、「LGBTQ」と書かれてあり、

 なんだろう、と思って読んでみると、



 性には、多様性があって、

 Qというのは、まだ自分の性が、どちらかわからない状態

 とくに、思春期の生徒には、このQの段階が多い。



 と書かれてあり、



 さらに、びっくりしたのは、性はグラディエーションと書かれてあり、

 左端が男性

 右端が女性で、

 そのあいだの色がグラディエーションになっていて

 「あなたはどの度合い?」的に表現していたことでした。



 ああ、学校でもついに、こういうことをきちんと打ち出しているんだ、

 と感激し、教育の必要性を大いに感じたものでした。



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 ※Qとは、クエスチョニング
(Questioning、セクシャリティを決めかねているというアイデンティティをもつ人)



 実際、カフェには

(昼休みと放課後に空き教室でOPEN。家でもクラスでもない、

 ゆったりできる居場所)、

 Qと思われる子がけっこう来てくれて、

 くつろいでくれていました。



 (もちろん、はっきりと自覚したトランスジェンダーの子も来てくれて

  家庭の問題や就職のしづらさなど、いろいろ悩みを聞かせてもらいました)



 たしかに、レズの人もゲイの人も

 本を読んだり講演を聞いたりすると、青年期までは、

 自分の性にはっきりと自覚がなくて、

 さまざまな経験の中で、性を認識していく、ということが多いようですね。



 ひるがえって、我が家の息子たち4人。



 4人もいるのですから、LGBTQの当事者であっても、全然ふしぎではありません。



 「虹」を大切にした母の教えを受け継いでいる私としては、

 ここは親の背中の見せ所です。



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 (以下の記事をよかったら読んでみてください。

  虹はLGBTのシンボルカラーでもありますもんね)



ojisan-chiebukuro.hatenablog.com



 息子たちの性の多様性も、我が事としてとらえて、




 「お前らがどういうタイプでも、

  お父ちゃんもお母ちゃんも全然OKやで」
 


 と伝えてあります。



 (言葉ではかんたんですが、実際にその告白を受けた際には、

 どういう反応になるのか、その時こそ、親の覚悟の示しどころですよね)



 いずれにせよ、金子みすゞの詩のように



 「みんなちがって みんないい」


 
 あらためて、いい言葉です。



 最近の記事を見て、こんなことを考えました。



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 (関西限定)

「サ高住」って何だろう?

けさ、新聞を見ていたら、「サ高住」という言葉に出会いました。

「?」


初めて出会う言葉です。



高級感あふれる、「トラストグレイス御影」という施設の名前のようです。



どうも、年配の方が利用するものだとは検討が付きましたが、

記事を読んでいて、意味が分かりました。




サービス付き高齢者向け住宅



の略なんですね。



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さらに、ネットで調べてみたら、



つねに日中、ケアの専門家(医師や看護師など)が常駐して、

常駐していない場合でも、すぐに連絡を取れる状態にある施設のこと

なのだそうです。



どうも印象的には、かなり費用がかかるけれども、お元気なシニアが、

見守りサービスを受けつつ、楽しく、元気に、過ごせる施設のようです。



特別養護老人ホーム

介護付き老人ホーム、いろいろな種類があって、

これは一度調べておいたほうが良さそうだと、

ネットでも調べてみました。

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●まず、2つに分かれるのが、


「介護が必要」


「介護はまだ必要ではない」


という分類です。



●さらに、どちらにもあるのが、


「民間」なのか


「公営」なのか


ということのようですね。



【介護を必要とされる方の施設】



(公的)

特別養護老人ホーム(いわゆる特養ですね)

・介護老人保健施設

・介護療養病床

・介護医療院



(民間)

・介護付き有料老人ホーム

・住宅型有料老人ホーム


【お元気なシニア向け】


(公的)

・ケアハウス(軽費老人ホーム



(民間)

サービス付き高齢者向け住宅

・シニア向け分譲マンション

・健康型有料老人ホーム



となるみたいです。


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知らないうちに、(私だけかもしれませんが)、

さまざまな種類に分類されていたんですね。



「サ高住」は、ちなみに、「さこうじゅう」と読むそうです。



三浦しをんさんの「舟を編む」などから連想すると、

辞書編集者の方は、こういう新しい言葉を

「用例採集」とカードに書き込んでらっしゃるんでしょうね。

(今はスマホかもしれませんが)



朝から、いい勉強になりました。




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 撮影は、プロのカメラマン。

 ただいま、無料で資料をお送り致します。

 (関西限定)

子どもとの雑談ネタ 「日本で取れる4番目の意外な魚介」

きょうも雑誌型自分史を準備中の、IRODORI出版ひとり編集部です。

さて、最近は仕事のことばかり書いているので、別の話題も。



4人の子どもを育てる父親でもある私、無事に一人は昨春から社会人となりましたが、

一番下の子どもは小学4年生と、まだまだ子育て中の父親でもあります。



そんな私が、最近、日課にしているのが、

末の息子と寝るときに、話す「一ネタ雑談」。



なんのことはない、その日読んだ新聞、本、ネットニュースなどで

関心のあったものを、毎晩(抜けるときもありますが)、風呂や寝床で

「こんなおもしろいことがあるんやで」

と話すことです。



子どもも部活で忙しいですし、

私自身もいろいろやっているので、

なかなかコミュニケーションが取れない。



そこで、習慣的に、そうやって話をすれば、

いい子育てになるんじゃないかと、ちょっと前からはじめました。





(もちろん、私だけが一方的に話をする、ということではなくて、

 子どもはその日学校であったことを話します)



けっこう、子どもも面白がって、「きょうはどんな話?」と聞いてくるので、

ああ、これはもしかしたら、他のお父さんやお母さんにも、話題提供になるかも、

と思い、ブログにアップしてみますね。

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お風呂のイメージ写真。さすがに入浴写真は出せないので、素材から、かわいくて癒やされる写真をご提供いただきました^_^


きょうは、日本の漁獲量、意外な第4位、というネタです。



なんか、カタいタイトルになってしまいました。

でも、意外なものが4位なんですよ。



最近、秋になるとサンマの漁獲量が減っているというニュースが流れます。

その一方で、マイワシが、例年より10倍も取れている、っていう記事もありました。



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それで、じゃあ、日本の魚って、いったい漁獲量はどうなっているんだろうと、

調べてみたんです。



すると、意外な結果が分かりました。(出典平成28年 農水省



1位 サバ  

(最近、サバ缶人気もありますし、1位っていうのは、ありがたいですね)

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2位 マイワシ

(一時、激減している、というニュースもありましたから、これも安心ですね)



3位 カツオ

(一本釣りでたくさん釣っているのを映像で見たことがありますが、やはりすごく取れるんですね)



と、ここまできて、第4位に、びっくりしたんです。


皆さん、なんだと思いますか?


ちょっと、考えてみてください。



頭の中で答えを思い浮かべてくださいね。




では、正解の発表です。




なんと、第4位は、



ホタテガイ

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だったんです。



これは意外でした。



クイズ形式で息子に聞きましたら、「マグロ?」と言ってました。

きっと大間のマグロの番組の影響でしょうね。大きいのを見て、そう思ったのでしょう。



しかし、意外な4位でした。



お子さんとのコミュニケーションの役に立てば幸いです。



以上、意外な漁獲量ネタでした。



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 大阪で「話して作る自分史」を制作する IRODORI出版
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なぜ、「話して作る自分史」 IRODORI出版を起業するのか 第1回

認知症の母について」

 いま、着々と起業に向けて、準備を進めているところです。



 先日は、市内の商工会議所に、新規の創業について、無料の相談窓口があり、

 いろいろとお話をうかがってきました。



 中小企業診断士という肩書の方が親切に相談に乗ってくださり


 ◎事業の内容

 ◎広報の仕方

 ◎青色申告

 のことなど、いろいろ教えていただきました。



 そして、すごくうれしかったのが、

 雑誌型の自分史「SPOTLIGHT」の実物の見本をお見せしたところ、




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自分の写真を表紙にするのが苦手な方は、自然の写真を表紙にできます。





 「このクオリティで、この価格なんですか!!」



 と驚いて、



 「これは事業開始が楽しみですね~」


 
 と、ニコニコ笑ってくださったことでした^_^



 他にも、事業について様々にアドバイスをくださいましたが、

 感触としては、多くの方に喜んでもらえる仕事ができそうだな、



 ということで、とても気持ちの良い時間を過ごさせてもらうことができました。




 さて、本題ですね。




 人物取材などの執筆、編集を主な仕事としてきた私が、

 なぜ、自分史の会社を起業することになったか。


 そのきっかけについて、

 何回かに分けて、書いていきたいと思います。



 そもそも、まず、最初の大きなきっかけとなったのは、

 母の認知症でした。



 母は若年性アルツハイマーを、50代で発症しました。

 当時、私は実家とは別に住んでおり、



 家族から

 「最近、母の物忘れが激しい。かばんを忘れてきた」

 「一人で電車の切符が買えない」

 という連絡を度々受けていました。




 これは、一度検査を受けないといけない、ということで、

 わかったのが、アルツハイマーを発症しているということでした。



 お薬を処方していただきましたが、進行は早く、

 月日とともに、さまざまなことができなくなっていきました。



 すでに結婚していた私でしたが、

 父が中心の介護では難しく、実家に家族とともに帰ることにしました。




 これは妻の献身的な決断があったからこそであり、

 今でも妻に感謝してもしきれません。
 

 
 母はもともと、主婦でしたが、若いころからボランティア活動に熱心で

 障害者の作業所でのボランティアや、ユニセフへの募金活動など、

 自分のことより、人のことを優先するような、人でした。



 「なぜ、そんな母が」
 


 介護生活の最初のころ、母と公園に散歩に行っても、病の影響で、体が傾きます。

 とても不安定なので、そばに付いて歩かないと、危なっかしいのです。



 それでも、落ちているタバコの吸殻を拾って、ゴミ箱に入れようとします。

 救急車の音が聞こえたら、「どうか無事でありますように」と立ち止まって祈ります。

 すごいなあ、と思う反面



 「こんな、人のことを思ってきた母が、なんで病気になってしまったんや…」



 息子として、やるせない思いでした。



 母が還暦を迎えるころ、家族のだれが言い出したのでしょうか、

 私だったかもしれません。



 「お母さんの本を作ろうや」



 人のために一生懸命に生きてきた母ではあるけれども、

 社会的には、名もなく、小さな小さな存在である母。



 病が進行すれば、いずれ、そんな母の生きた証も、次第に消えていってしまう。



 母の、今までの人生が、こんな病気で消えてしまうのが、

 嫌だったのです。



 幸い、兄がデザイナーで、私が文章を扱う仕事をしているのですから、

 事が決まれば、話は早い。



 問題はどうやって、本を作るか、です。



 すでにこのころ、母が記憶を語るのは、難しくなっていました。




 ですので、母に関わるいろんな方に思い出を書いてもらい、

 原稿を集めた書籍を作ることにしました。




 家族はもとより、母の身近な人、学生時代の友人、ボランティア先の施設の方、

 さまざまな方に声をかけ、感想文を寄せてもらい、

 母の元気なころの写真を集めて、

 自費出版しました。

 

 表紙は兄がデザインした虹。タイトルは、ずばり『にじ』です。



 母は、昔から、虹が好きでした。



 「虹は、いろんな色が集まって、きれいな色になってる。

  世の中も、いろんな個性の人がおるから、ええのに、

  ちょっとしたことで差別したりする」



 よく、そんなことを話す理想家の母でした。





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 母といえば思い出す、私のたわいないエピソードですが、

 私が高校生のころ、

 当時、男はあまり行かなかった美容室で、

 パイナップルみたいな奇妙な髪型にして帰ってきたら、

 心の底から面白そうに



 「涼しそうで、ええなあ」

 と笑っていました。



 人と違うことをすることを

 とても楽しんでくれる母でした。



 多くの方に趣旨を説明して原稿をお願いし、文字起こしし、編集するのは、

 かなり骨の折れる作業でした。

(それ以上に、ふだん書かない原稿を書いてくださった方々はたいへんだったでしょう)



 本ができるまで、半年ぐらいは掛かったように思います。



 でも、母の知らない一面をみなさんが教えてくださり、

 結果、家族にとって、まさに、宝物のような本ができあがりました。




 何より、母の病気を人一倍、悲しみ、落ち込んでいた父が、

 とても、とても喜んで、元気が出たのです。




 (あまりにうれしくて、すぐに人に配るので、100部以上も作ったのに、

  もう数冊しかありません)



 このとき、私は思ったのです。



 世の中に、母のような人はたくさんいる。



 普通の人で、有名でもなくて、だけど、一生懸命頑張って生きてきた人。



 そんな人の人生が、病気になったり、亡くなられたりして、

 記憶の中だけになり、いずれ消えていってしまうのは、

 家族にとって、寂しいやろうなあ、と。



 我が家では、たまたま、兄がデザインをし、私が編集作業ができたので、

 自費出版に対するハードルは低かったのですが、

 このような職種の方でないと、なかなか、踏み切れなかったでしょう。



 また、これを全部、業者に頼んだら、50万円以上、

 いや、100万円近くかかったに違いありません。



 これでは、普通は手が出ません



 「なんとか、こういうことが、気軽にできるシステムがあればなあ」

 そう思いました。



 普通の人の、だけど、家族にとってかけがえのない人の人生を

 記録して出版する。



 これが、今回の雑誌型の自分史 irodori出版を起業するに至った

 原点です。



 もちろん、irodori出版では、母の本のように、

 何人もの人に原稿を依頼して、編集するスタイルではありません。

 (もちろん、ご希望があれば見積もりは致しますが、

  やはり50万円~100万円程度掛かります)



 IRODORI出版の基本パックであれば、

 ご本人のお話を直接うかがって、雑誌型の自分史を作ります。



 徹底的に無駄を省いたシステムを作ったので、

 これだと、10万円代で、発行することができます。



 家族が、


 「ああ、お父さんって、こんな仕事の苦労があったんや」


 「お母さんって若いころ、こんな青春時代を送ってたんや」


 などなど



 そんな家族の『宝物』を作ることができます。 

 

 もちろん、ご本人が、我が家の母のように話せない場合は(病気や亡くなられていて)、

 そのご主人お一人、あるいは、奥様お一人にお話をうかがって、

 自分史を制作することもできます。




 これだと、基本パックで制作できます(取材するのがおひとりの場合)


 (取材対象者が、複数になると取材費を加算することになってしまいます。ご了承ください)



 ぜひ、あなたの物語を聞かせてください。

 また、大切なご家族の物語を聞かせてください。



 そして、家族や友人の方にとっての『宝物』を作るお手伝いをさせてください。

 


 文章が長くなりました。



 これが、IRODORI出版を、起業する、原点の体験であり、思いです。

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。




 また、後日、起業に至った、他の思いについて、

 続きを書かせてもらいたいと思います。



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